
オリジナルのARエフェクトが開発できるSpark AR。 今では多くの企業がプロモーションやマーケティングに活用しています。 マーケティング施策を考える上で、エフェクトの導線がどこにあるかを把握しておくことはとても重要です。 この記事では、エフェクトにアクセスする方法から企業エフェクトの場合の注意方法を解説します。
目次
Spark ARとは
ARエフェクトは、ストーリーカメラでさまざまな演出を楽しめるカメラエフェクトのことです。 誰でもオリジナルのARエフェクトを開発して公開できるプラットフォーム「Spark AR」が公開され、ユーザーがストーリーで利用できるARエフェクトの種類が大幅に拡大していることも大きな特徴です。 ユーザーの動きや表情に反応して様々な演出が豊富で、より楽しくインスタグラムを楽しめる点から、ARエフェクトは大変人気のある機能です。 関連記事:インスタグラムのストーリーエフェクト使い方から検索方法、保存機能までを詳しく解説
エフェクトにアクセスする5つの方法
それでは、Spark ARのエフェクトにアクセスする方法について詳しく解説します。 エフェクトには主に5つの導線が存在します。 それぞれ詳しく解説しましょう。
- エフェクトギャラリー
- Instagramカメラ
- アカウントのプロフィール画面
- ストーリー投稿
- エフェクトリンク
方法①:エフェクトギャラリー
エフェクトギャラリーでは、世界中のクリエーターが開発したエフェクトがジャンル別やワードによる検索を行うことができます。
- Instagramカメラを立ち上げる
- 画面下部のエフェクトトレイを右側にスクロールする
- 「エフェクトをチェック」アイコンをタップする
ただし、Promotional effects(企業エフェクト)はエフェクトギャラリー内に表示されないため注意が必要です。
方法②:Instagramカメラ
Instagramカメラを開くと、撮影ボタン横にエフェクトトレイが表示され、そこからエフェクトを使用することができます。 エフェクトトレイには、次のエフェクトが表示されます。
- Instagram公式エフェクト
- フォローしているクリエイターの非プロモーションエフェクト
- 保存したエフェクト
- 最近使用したエフェクト
方法③:エフェクトを配信しているアカウントのプロフィール画面
エフェクトを配信者のプロフィール画面にアクセスし、プロフィール画面中部のエフェクトアイコンをタップすると、そのクリエーターが開発したエフェクトを一覧で表示することができます。
方法④:ストーリーの投稿
エフェクトを使用したストーリー投稿には、上部に「エフェクトの情報」が表示され、タップするとエフェクトを使用できます。 また、エフェクトの作成者が自分のアカウントで使用し、スワイプアップリンクを有効にしている場合は、デバイス画面の下部から上にスワイプして試してみることができます。
方法⑤:エフェクトのリンク
エフェクトを公開すると、エフェクトの共有リンクが生成されます。 共有リンクは、Spark AR Hubのエフェクトの[共有]タブから取得することが可能です。 共有リンクにアクセスすると、Instagramが立ち上がり、すぐにエフェクトを使用することができます。
プロモーションエフェクト(企業エフェクト)の注意点
ビジネスアカウントから配信されているエフェクトは「プロモーションエフェクト」と認識され、次の場所では表示されないため注意が必要です。 そのため、エフェクトの共有リンクを発行してシェアしたり、アカウントのプロフィール画面から案内する必要があります。
- Instagramカメラのエフェクトトレイ
- エフェクトギャラリー
まとめ
Spark ARにおいて、エフェクトの導線がどこにあるのかについて解説しました。
これらをもとに、どのようにエフェクトに誘導するかを設計することはとても重要です。
本メディア「ARマーケティングラボ」を運営するOnePlanetでは、ARエフェクトの開発、ARを活用したキャンペーン拡散やブランディングにおいて、様々な業界での多数の実績を有しています。
ARコンテンツやInstagramのAR機能のビジネス活用を検討していましたら、お気軽にご相談ください。
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