iPhone 15 Pro/15 Pro Max、Apple Vision Pro なしで空間ビデオを視聴する方法
iOS17.2 のiPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Max に搭載している空間ビデオ撮影や Apple Vision Pro がなくても、空間ビデオを視聴することができます。今回は空間ビデオの生成と視聴について説明します。

Apple Vision Pro について

2023年6月のWWDC23でAppleがARグラス「Apple Vision Pro」を発表。その概要について

Apple Vision Pro の概要について上記の記事をご覧ください。

空間ビデオについて

Apple Vision Pro の空間ビデオについて、以下の記事で説明してます。

Apple Vision Pro の3D立体映像を実現する空間ビデオについて

空間ビデオの視聴を可能にした ZapBoxとSpatial Video について

ロンドンにあるZappar社のスマートフォン用複合現実感ヘッドセット「ZapBox」とZapbox Spatial TV という iOSアプリを使用することで空間ビデオの視聴が可能になります。ZapboxはZapbox Spatial TVは、iOS 17.0以降のiPhoneをサポートしています。(iPhone SE (第2世代)でも動作している模様です。)ZapBoxは金額は79.99ドル(約12,000円)です。

ZapBoxはBluetoothのコントローラーが標準で2つ付属しています。別途、単4電池は計4本必要です。また、Bluetoothコントローラーは技適マークがないため、日本で使用する場合は、技適未取得機器を用いた実験等の特例制度 の申請が必要です。

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空間ビデオの生成サービス Halocline

ステレオスコピックの動画だけでなくMP4形式の動画ファイルであれば空間ビデオファイルに変換してくれるHaloclineとサービスがあります。また空間ビデオのファイルをMeta Quest 3でも再生できるステレオスコピックの変換機能も備わってます。詳細については以下の記事を御覧ください。

Apple Vision Proの空間ビデオを簡単に作成してくれる「Halocline」とは

まとめ

iOS17のiPhone、ZapBox、Spatial TV、Haloclineがあれば、空間ビデオを視聴することが可能です。Haloclineは3分間までの変換サービスは無料のようです。ZapBoxは送料などの諸経費を含めても2万円に届かないと思います。なるべく予算を押さえて空間ビデオを体験したい方はご検討いただければと思います。(ZapBoxのBluetoothコントローラーは技適未取得なため、技適未取得機器を用いた実験等の特例制度 の申請が必要です。)

本メディア「ARマーケティングラボ」を運営する株式会社OnePlanetでは、ARグラス および 空間コンピューティングデバイスを活用した開発ついて豊富な実績を有しています。ご興味がございましたら、お気軽に相談ください。

引き続き、Apple Vision Pro に関する最新情報を発信していきますので、宜しくお願いいたします!

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