Niantic,ARゲーム版「カタンの開拓者たち」のβ版をまもく提供へ

Nianticは2020年6月30日,人気のボードゲームとして知られる「カタンの開拓者たち」のARゲーム版について、ベータ版を間も無く提供することを発表しました

この記事では、世界のARテクノロジーにおけるリーダーの1社であるNianticの新たな取り組みについて紹介していきます。

タイトルが入ります。
  • NianticはポケモンGO以外にも位置情報を活用したARゲームを多数狙っている
  • カタンの開拓者たちとは世界中で人気のボードゲームである
  • その版権とパートナーシップを結び、Nianticは新たなARゲームの開発に取り組んでいる

 

NianticはポケモンGO以外にも位置情報を活用したARゲーム開発を狙っている

ナイアンティックは現在、「ポケモンGO」「Ingress」「ハリー・ポッター:魔法同盟の3つゲーム」を運営していますが、3作品は共通する基盤技術「Niantic Real World Platform(ナイアンティック リアルワールド プラットフォーム)」の上で開発されています。

紹介した3つのゲームのベースとなっているのは「位置情報を活用したARゲーム」ということであり、これらの共通した技術基盤となっているプラットフォームがNiantic Real World Platformというわけです。

そしてNianticはこのプラットフォーム上で、新作ゲーム10作品以上を開発中です。

Image Credit:catanworldexplorers

 

ゲーム「カタンの開拓者たち」とは

「CATAN: World Explorers」は、Nianticと、CATANおよびAsmodee(フランスの出版会社/ボードゲーム販売会社)とのパートナーシップにより提供されるものです。

「カタンの開拓者たち」とは(Wikipedia)

『カタンの開拓者たち』(カタンのかいたくしゃたち、Die Siedler von Catan)、または『カタン』は、ドイツで生まれた、ドイツのボードゲームである。

1995年にコスモス社から販売された。作者はクラウス・トイバー。プレイ人数は3人または4人だが、2人用の特別ルールも設定されている。のちに「5〜6人用拡張セット」(別売)が発売された。

大航海時代に発見された無人島を複数の入植者たちが開拓していき、もっとも繁栄したプレイヤーが勝利するという内容のボードゲーム。1

990年代後半から始まったドイツ・ゲーム・ルネサンスといわれる現代のドイツのボードゲームの隆盛の先駆的作品であり、その最大級のヒットを得てシリーズ化され、英語やイタリア語など世界20か国語以上への翻訳や発売がなされるなど、人気が高い。

ゲーム・コンベンションでは、トーナメントもしばしば開催される。

このゲームは、世界中の地域や都市、そしてプレイヤーの“ご近所”をカタンの開拓者たちのボードゲームに変化させると謳ったタイトルとなっています。

Image Credit:catanworldexplorers

プロジェクトそのものは2019年の時点で明らかになっていましたが、実際のゲームがいよいよリリースされるという発表がされました。

 

まとめ

今回はNianticのARゲームについての新しい情報を紹介させていただきました。

本メディア「ARマーケティングラボ」を運営するOnePlanetでは、ARに関する新しいユーザー体験の開発、ARを活用したキャンペーン拡散やブランディングなどを提供しています。

ARのビジネス活用を検討していましたら、お気軽にご相談ください。

 

参考記事:Niantic nears beta for AR Settlers of Catan game(英語)