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元任天堂デザイナーらによるドット絵素材の無料ダウンロードサイト、「DOTOWN(ドッタウン)」がオープン!サイトオープン時点で約700点を公開

元任天堂デザイナーらによるドット絵素材の無料ダウンロードサイト、「DOTOWN(ドッタウン)」がオープン!サイトオープン時点で約700点を公開

元任天堂デザイナーの前田高志さんのオンラインサロン「前田デザイン室」が公開した素材ダウンロードサイト「DOTOWN(ドッタウン)」がネットユーザーの注目を集めています。

レトロゲームを思わせる、解像度の粗いドット絵(通称:粗ドット)の素材を700点以上無料でダウンロードでき、商用としても利用できるというものです。

ARやメタバース、NFTのような先端技術と直接の接点は今の所なさそうですが、コンテンツとしての相性の良さを感じさせる取り組みだったので、本メディアでもその内容についてまとめていきます。

DOTOWN(ドッタウン)とは

DOTOWN(ドッタウン)」は、粗ドット素材をPNG形式でダウンロードできるWebサイトです。全素材、無料かつ商用利用も可能ということで色々な使い方、可能性が今後期待されそうです。

食べ物・乗り物・人物・動物・建物・植物・季節イベント系の素材から、様々な方がお楽しみいただけるちょっとだけ遊びゴコロのある素材まで、サイトオープン時点で約700点が公開されています。

リリース後の2/5にも新コンテンツが追加されており、さらにアイテム数は増えていくようです。楽しみですね!

2/5に追加公開された「お地蔵さま」

提供する前田デザイン室によると、「DOTOWN(ドッタウン)がきっかけで、魅力的な制作物を作るきっかけにひいてはデザインを身近に感じていただけると嬉しいです。 」とのことです。とてもデザインの魅力を身近に感じられる素晴らしいプロジェクトですよね。

粗ドットとは

粗ドットとは、「可能な限り低い解像度を用い究極に抽象的な表現をしたドット絵」を指します。

このレトロゲームの雰囲気をさらに究極まで突き詰めた感じ、なんとも言えないエモさを感じます。

前田デザイン室とは

前田デザイン室は、元・任天堂デザイナー前田高志と共にクリエイティブを楽しむ集団です。

仕事ではできないものづくりを楽しむ場所で、童心でピュアな世界観を大事に数々のプロジェクトが進行中とのこと。

発足から現在まで書籍・雑誌・物品・ゲームなどを世に解き放ちました。楽しむ・遊ぶを基軸にアイディアを創出し、多方面から「何やってんの?」と言われることを目指されています。

前田デザイン室の公式Instagramにもたくさんの粗ドットがあるので是非覗いてみてください。

使用例

どのようにドッタウンのコンテンツを使用するのか、その使用例まで記載されています。

ドット絵をあしらったアナログ時計やチラシなど、すぐにでも人気が出そうです。これらのアイテムに使用しても無料というのは素晴らしいですね。

その他にも多くの使用例が掲載されており、こちらよりご確認いただけます。自分たちのビジネスで使用する上で参考になるかもしれません。

できること・禁止事項等

サイト内で配布している素材は規約の範囲内であれば、基本的に連絡(クレジット表記)の必要なしで個人、 法人、商用、非商用問わず無料で利用できるとのことです。

無料なだけでなく商用利用に対しても寛容という部分も嬉しいですね。

金額面だけでなく、提供されている素材についてできることや禁止事項など主要なポイントをまとめていきます。

商用利用の範囲(二次的配布は禁止)

商用目的でも無料で素材を使用することは可能です。
ただし配布を目的としたサイトや書籍、課金で「粗ドット絵」が手に入る等二次的配布は禁止しています。

クレジット表記

クレジット表記も特に必要ないとのことですが、もし載せることができれば前田デザイン室のメンバー全員が大喜びされるとのこと。
ここまでのサービスを提供いただいているので、可能なプロジェクトであれば掲載したいところですね!

販売を目的としたグッズなど商品やLINEスタンプへの利用

商品への利用については、パーツの一部としては、可能ですが、DOTOWN素材メインのグッズ展開は禁止されています。
また、LINEクリエイターズスタンプやグッズ、テンプレートなど素材自体をコンテンツ・商品として再配布・販売、また課金で「粗ドット絵」が手に入るという形式も禁止されています。(ただし、販売目的でなければ、通常通り利用できます。)

ロゴマークへの利用

ロゴの一部に利用することは可能とのことです。(粗ドットだけでロゴにすることはできない)
また、粗ドットを使用したロゴの商標登録はできません。

素材の加工・編集

素材は規約の範囲内であれば自由に編集や加工をすることができるとのことです。なんということでしょう。

拡大縮小の加工をする際に、フォトショップでどのように処理すると綺麗に大きさを変更できるのか、その手順まで教えてくれています。なんと優しいのでしょうか…!

しかし、当然ながら同サイトの素材の著作権は放棄していないので、加工の有無によって著作権の譲渡や移動はありませんので注意をしてください。

その他、公序良俗に反する目的での利用や、著作者が不適切と判断した場合、素材をアイコンやフォント作成などのジェネレーターの素材として使用する事、サーバーを圧迫する素材への直リンクを控えることなど利用にあたってはルールがあるので、詳細はこちらよりご確認ください。

まとめ

ドット絵などレトロな雰囲気のコンテンツは、ARやメタバース、NFTとも相性が良く、これからの時代に合ったニーズが生まれてくるのではないでしょうか。

本メディア「ARマーケティングラボ」を運営する株式会社OnePlanetでは、ARやメタバース/NFT関連のサービスを提供しています。

こういった素晴らしいコンテンツを組み合わせた企画にご興味がある方は、お気軽にご相談ください

私たちも可愛い粗ドットのコンテンツを活用していきたいと思います!