ドミノピザを始め、飲食業では積極的にARを活用したプロモーションを行なっていますが、今回マクドナルドもARを用いたプロモーションを実施しているので体験レポートを用いて解説いたします。
目次
McCafé® Timesの概要
2023年1月16日〜3月31日まで、プレミアムローストコーヒー、カフェラテ、キャラメルラテのホットを注文してARを読み取ると、
- 今日の天気
- 今日は何の日
- 今日のトリビア
などが記載されたARの新聞が出力されます。
https://twitter.com/McDonaldsJapan/status/1615484160344313860
ARの動画と概要
マクドナルドのアプリを起動し、購入した対象商品を読み取ると新聞が出力されます。
新聞の情報は毎朝5時に更新されるので、毎日楽しめるコンテンツになっています。
本アプリは8th Wallで作成されているのでWebARになりますが、恐らくマクドナルド公式アプリの利用促進のために実施しており、公式アプリをインストールしている方限定になります。
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推奨動作環境
公式で発表されている推奨動作環境は次のとおりです。
iPhone:OS:iOS14.3以上
Android:OS:OS6.0以降
ARの体験手順
マクドナルドの公式アプリを起動しスタートを選択
マクドナルドのアプリインストールが必須なので、公式アプリをインストールされていない方は先にインストールが必要になります。
カメラの使用許可が現れる
こちらは許可を選択
注意文が表示される
カメラに従って商品を読み取る
体験した感想
動画では伝わり辛いですが、カメラが指定する枠にコーヒーが収まりARの読み取りに時間がかかり、コツが必要でした。
一方でARの完成度は素晴らしく、ついシェアしたくなる内容になっています。
実際ツイッターでMcCafé® TimesのAR体験動画を投稿するユーザーもいて、SNSのプロモーションと親和性が高いコンテンツになっています。
https://twitter.com/takamaru0910/status/1616655333883269121
McCafeTimes
今日の短歌は何かな?
“坂の上で写真を
撮ってる人がいて
歩く速度を
ゆっくり落とす”誰にも気づかれない
思いやりは大事ですね#McCafeTimes#マクドナルド #岡本真帆 pic.twitter.com/TW1rrWfSRz— どらちゃん@街ブラ (@999tomato) February 1, 2023
ノーコードでWebARを制作できるツールも登場
「ARでコンテンツの価値を高める」というニーズに対して、特に専用アプリのインストールが不要な「WebAR」を選択するケースが増えています。その背景にノーコードで簡単にWebARコンテンツを制作できるツールの登場があります。
もともとWebARを活用したキャンペーンは0から開発する事例が主流でしたが写真や画像をアップロードするだけで、プログラミングをしなくてもARを制作できるため、プログラミングの知識や外部の制作会社を必要とせず、コストを抑えて自分達でARを使ったキャンペーンを展開できます。
こちらの「Planetar(プラネター)」というツールでは、ARコンテンツの制作から、ARを使ったスタンプラリーの制作まで、システムの中でARに関する多様なことを簡単に実現できます。
他にも様々な業界でWebARの手軽な導入が進んでいます。
専用のARアプリを開発するには金額も期間も大きくなりすぎるけど、InstagarmaのSpark ARだと2025年にサポートが終了してしまった等、ARに対する飲食店や小売店、商業施設等のニーズに対して、プログラミングをせずに簡単にオリジナルのWebARコンテンツを制作するツールを検討してみるのも良いでしょう。
まとめ
マクドナルドは2023年3月からミュージックバリューのAR配信を予定しておりプロモーションへ積極的にARを活用している事が分かります。
同業他社のAR事例ではスターバックスやドミノピザ、プロントなどもARを導入しています。
プロモーションなどでARに興味のある方は、お気軽にお問合せください。
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