「Reetail」が企業向けAR eコマースソリューションを発表!ポーランドARスタートアップ

新しいEコマース向けソリューション Reetail

ReetailAR

画像引用元:Reetail:AR

 

2020年6月3日(水)、ポーランドに拠点を置く拡張現実(AR)の新興企業であるReetail:ARは、ポーランドのベビー家具ブランド「Woodies Safe Dreams」とのパートナーシップとともに、企業向けのAR eコマースソリューションを発表しました。

Reetail:ARのソリューションは、実店舗でのオンラインショッピングと従来のオフラインショッピングの境界をあいまいにすることで、eコマースの小売業者を支援することです。

eコマースで提供される製品を、オンラインショッパーがリモートのままで完全に確認できるようにします。

家具会社Woodies Safe Dreamsとのパートナーシップを通じて、Reetail:ARはWoodiesのベビー家具製品の一部にWebARテクノロジーという新しいチャネルを提供します。

画像引用元:AR / Auganix / Woodies Safe Dreams

オンラインショッピングにARを実装する

IKEA PlaceHouzzと同様に、Reetail:ARはオンラインショッピングの「実際に商品を体験できない」という問題をARを通じて解決します。

Reetail:ARを使用すると、ブランドと小売業者は商品の360度のビューを提示できるようになり、潜在的な顧客に外観とフィット感を視覚化させ、現実世界に「アイテムの配置」を提供できます。

また、Reetail:ARはWebブラウザーを介してアクセスできます。

これは、買い物客がブランドや小売店から個々のアプリをダウンロードするのを嫌うという事実を克服することができます。

 

現在アプリベースで試着ARを提供している多くの小売企業は、WebブラウザでAR体験を提供するプレイヤーに競争優位を奪われる可能性があります。

世界中での外出自粛により、ショールームへの訪問は日々難易度が増している状況と言えるでしょう。

そのような中で、ARによる顧客のオンラインショッピングの後押しは重要性を増しています。

ガートナーが実施した調査によると、これまでの意思決定プロセスに比べるとお試しARの提供は購入の可能性を86%増加させ、購入に対する信頼が高まり、商品の返品率が減少するということが示されています。

Reetail:ARは、AR技術(拡張現実)が「ビジネスの存続に不可欠なツール」になっていると述べられています。

まとめ

ポーランドのAR企業「Reetail:AR」がベビー家具ブランド「Woodies Safe Dreams」とパートナーシップを組み発表した企業向けのAR eコマースソリューションについて紹介しました。

 

当社OnePlanetでも、同じように消費者へのお試しARをWebブラウザベースで提供しています。

withコロナ時代の小売業に関心のあるブランド様、小売店様などはお気軽にお問い合わせください。

新しい技術で、ともに次の時代を創造しましょう!

 

参照記事(英語):Polish Augmented Reality start-up Reetail:AR unveils AR e-commerce solution for businesses