オリジナルのARエフェクトが開発できるInstagram(インスタグラム)のARフィルター「Spark AR」。
今や多くの企業がプロモーションやマーケティングに活用しています。
若い女性を中心に多くの一般ユーザーがインスタグラムを利用する中、この流れに乗り遅れまいと自社のブランディングや商品の認知拡大を目的して多くの企業が活用をはじめています。
今回は、エフェクトの効果測定に必要なSpark AR Hubのインサイト機能について解説します。
目次
Spark AR Hubとは
Spark AR Hubは、エフェクト開発者がARエフェクトの公開や編集、トラッキングするための管理ツールです。
Spark AR HubはFacebookアカウントを持っている人なら誰でも利用可能です。
公開されたエフェクトのインサイトの表示方法
それでは、Spark AR Hubのインサイトの表示について解説します。
インサイトの表示には、事前にエフェクトの公開を済ませる必要があります。
また、インサイトページはエフェクトが公開されてから数時間経過している必要が可能です。
ページが表示できない場合は、少し時間をおいてから再度トライしましょう。
全てのエフェクトのインサイト表示手順
まず、Spark AR Hubにアクセスしましょう。
次に左のサイドバーから「インサイト」をクリックします。
すると、インサイトページが表示されます。
ここでは、すべてのエフェクトの合計インプレッションが表示されます。
「Engagement」タブをクリックすると、他の指標を表示することができます。
計測できる数値の解説
続いては、Spark AR Hubのインサイト機能で計測できる数値について詳しく解説します。
インサイト機能では5つの数値をトラッキングすることが可能です。
- インプレッション数
- Opens
- キャプチャ
- 保存
- シェア
それぞれ詳しく解説しましょう。
指標①:インプレッション数
「インプレッション」はエフェクトが画面に表示された回数を表しています。
具体的には、Instagramのストーリーでエフェクトを使用した投稿が表示された回数を指します。
指標②:Opens
「Opens」はInstagramカメラでエフェクトを開いた回数を表しています。
指標③:キャプチャ
「キャプチャ」はInstagramのカメラでエフェクトを使用して、写真や動画が撮影された回数を表しています。
指標④:保存
「保存」はエフェクトの使用して撮影した、写真またはビデオをスマートフォンに保存した回数です。
指標⑤:シェア
「シェア」はエフェクトを使って写真や動画が撮影されて、Instagramストーリーズにシェアされた表しています。
インサイト機能が使用できる条件
Spark AR Hubのインサイト機能は、エフェクトが公開されてから数時間後から表示することができます。
また、一定の数に達するまでインサイトを表示することはできないため注意が必要です。
まとめ
エフェクトの効果測定に必要なSpark AR Hubのインサイト機能について解説しました。
インサイト機能は、どのようなエフェクトが使われやすいか研究する際にとても便利です。
ぜひ、エフェクト開発に役立ててみてください。
ARエフェクトの開発には、マーケティングの知識だけではなく、テクノロジー技術についての知識も必要になります。
開発メンバーをコミュニケーションを取りながら進めることが大切です。
本メディア「ARマーケティングラボ」を運営するOnePlanetでは、ARエフェクトの開発、ARを活用したキャンペーン拡散やブランディングにおいて、様々な業界での多数の実績を有しています。
ARコンテンツやInstagramのAR機能のビジネス活用を検討していましたら、お気軽にご相談ください。
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