プロモーションエフェクト

オリジナルのARエフェクトが開発できるInstagramのARフィルター「Spark AR」。

今では多くの企業がプロモーションやマーケティングに活用しています。

マーケティング施策を考える上で、「プロモーションエフェクト」について把握しておくことはとても重要です。

この記事では、プロモーションエフェクトの条件から公開手順、注意方法を解説します。

プロモーションエフェクトとは?

Spark ARでは、ブランドや商品の宣伝のために作られたエフェクトは「プロモーションエフェクト」として扱われます。

プロモーションエフェクトは、エフェクトの公開申請をする際に申告する必要があります。

プロモーションエフェクトは、「エフェクトトレイ」や「エフェクトギャラリー」に表示されないなど、通常のエフェクトと異なる点もあるため、それぞれ詳しく解説しましょう。

プロモーションエフェクトとして扱われる条件

プロモーションエフェクトかどうかは、次の2つによって決まります。

それぞれについて解説しましょう。

プロモーションエフェクトかどうかの基準
  1. エフェクトの内容
  2. 公開元のInstagramアカウント

1.エフェクトの内容

次の項目に要素を含む場合、プロモーションエフェクトとして扱われます。

エフェクトの内容
  • ブランド名
  • ロゴ
  • 商品名
  • 商品画像

2.公開元のInstagramアカウント

公開元のInstagramアカウントが次のいずれかの基準を満たしている場合、プロモーションエフェクトとして扱われます。

アカウントの基準
  • アカウント名が「ブランド」または「製品」を示す場合
  • 「スポーツチーム」や「バンド」などのグループアカウントの場合
  • アカウントがビジネスアカウントの場合

    ビジネスアカウントから公開しているけれど商品やブランドを宣伝していない場合、アカウントを「個人アカウント」または「クリエーターアカウント」に変更することができます。

    その場合、上記の基準のいずれかを満たさない限りプロモーションエフェクトとは見なされません。

        プロモーションエフェクトの公開手順

        上記のプロモーションエフェクトの基準を満たしている場合は、「ブランドまたは製品の宣伝」のボックスにチェックする必要があります。

        ブランドまたは製品の宣伝

        個人アカウントを使用しており、エフェクトがビジネスを宣伝していない場合は、チェックボックスをオンにする必要はありません。

        プロモーションエフェクトが表示される場所

        プロモーションエフェクトは次の場所では表示されないため、注意が必要です。

        そのため、エフェクトの共有リンクを発行してシェアしたり、アカウントのプロフィール画面から案内する必要があります。

        表示されない場所
        • Instagramカメラのエフェクトトレイ
        • エフェクトギャラリー

        まとめ

        マーケティング施策を考える上で、プロモーションエフェクトについて把握しておくことはとても重要です。

        また、プロモーションエフェクトがInstagramアプリ内でどのように扱われるかを正しく認識したうえで、ビジネスに活用しましょう。

         

        「ARマーケティングラボ」の運営会社OnePlanetでは、ARエフェクトの開発、ARを活用したキャンペーン拡散やブランディングなどお力添えできます。

        Instagramのビジネス活用やSpark ARのビジネスを検討していらっしゃる場合は、お気軽にご相談ください。