Winerytaleがロードマップを発表!D2CワインブランドにARを活用したマーケティングを提供

ワインの背後にあるストーリーと消費者が出会うことを手助けするARアプリWinerytaleは、同プラットフォームを新しい消費者チャネルに発展させるとの計画を発表しました。

Winerytale社によれば、ARを活用したこの新しい販売チャネルはワイン業界で最大10億ドルのインパクトにものぼるとのことです。

WinerytaleとはどのようなARアプリ?

こちらのデモ動画(YouTube)を見てみると、AR体験を通じて生産者と消費者がつながりを持てることがわかるでしょう。

そのワインを好きなったり、消費者のエンゲージ率に貢献したりといった効果が期待できます。

Winerytaleは、ミレニアル世代専用に設計されています。

ARを駆使し、ワインメーカー・ワイナリーからワイン愛好家に向けた本物のメッセージをラベルの目の前で提供します。

Winerytale社が発表したロードマップ

Winerytale社のロードマップによれば、2021年には言語翻訳機能や位置情報への対応まで進むとのこと。

これは、ワインメーカーやワイナリーのマーケティング担当者、販売チームの両方にとって重要な機能となるでしょう。

マネージングディレクターDave Chaffey氏の発言

WinerytaleのマネージングディレクターであるDave Chaffey氏は、このサービスによる大きな事業機会の本質は、ワインメーカーやワイナリーがD2C(Direct-to-Consumer)ブランドになるためのきっかけをもたらすことにあると述べています。

 

「マーケティングエンジンとして、またミレニアルマーケットに到達するための手段として、ARを活用した同プラットフォームには素晴らしい価値があります。」

「しかし、もっとも大きな事業機会は、ブランドをD2Cの形へと移行させ、流通チャネルを分散させることからやってきます。」

「私たちの次の動きは、言語と位置認識を完全に構築することです。有意義で魅力的な体験をミレニアル世代の世界中の聴衆に母国語で提供し、その後、地元のディストリビューターへの販売を促進することで、ワインメーカーやワイナリーに稼ぎを提供します。 」

「このD2Cのアプローチはすでに多くの業界からの支持を得た説得力のあるコンセプトであり、ARを活用できる若い消費者は、このサービスをすぐに利用できるコンディションでもう待っています。」

Winerytaleの料金体系

Image Credit:Winerytale

 

ユーザーに提供されるもっともコストの低いプランは、フリーミアム(ベーシックな機能は無料で使うことができ、高度な機能を利用する際は課金が必要であること)から使えるようになっている点も嬉しいポイントです。

ARに加えてワインも成長産業であるため、このようなセクターでのテクノロジーの導入は需要が拡大していくことでしょう。 

まとめ

ARマーケティングラボ運営会社の株式会社OnePlanetにおいても、Winerytaleと同じように商品のラベル体験を拡張して消費者とブランドの関係を強固にするお手伝いをしています。

ご興味がある方は、株式会社OnePlanetのお問い合わせページからお気軽にお問い合わせください。