Meta VR Glasses

Meta VR Glasses(Meta VRグラス)とは ― Meta Connect 2026で発表

Metaは2026年9月23日(米国時間)、年次開発者イベント「Meta Connect 2026」の基調講演でグラス型VRデバイス「Meta VR Glasses」です。従来のVRヘッドセットのようなゴーグル型ではなく、メガネに近いフォルムを採用しているのが最大の特徴。マグネシウム合金を採用した本体はわずか約100gと、これまでのMR機器と比べて圧倒的な軽さを実現しています。度付きレンズにも別売りオプションで対応予定で、日常的にかけ続けられるデバイスを目指しているようです。

Meta VR Glasses(Meta VR グラス)以外の最新情報や基礎知識を網羅的に学びたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

【2026年最新】ARグラスとは?選び方やAppleグラスの解説も

Meta VR Glasses(Meta VRグラス)の軽さとパワーを両立したデザイン

一番の訴求ポイントは「軽さ」です。プレミアム素材のマグネシウム合金ボディにより、長時間の装着でも負担になりにくい設計。実際に先行体験したユーザーからも「軽い」という声がSNS上で多く見られます。

どこでもパーソナルシアターに ― シネマティック体験

Meta VR Glasses

Meta VR Glassesをかければ、その場が自分だけの映画館に早変わりします。最大級の規模を誇る3D映画のオンデマンドライブラリが用意されており、映画をただ「観る」のではなく、没入感のある形で「体感」できる点が特徴です。普段使っているストリーミングアプリを通じて、映画・ドラマ・スポーツ中継なども大画面で楽しめます。

映像体験:IMAX Enhanced認証とDisney+提携

映像面での目玉は、VR機器としては業界初となる「IMAX Enhanced」認証の取得です。これにより、IMAX作品ならではの1.47対1という縦長のアスペクト比を再現した状態で鑑賞できます。加えて高精細な映像規格「Dolby Vision」と立体音響「Dolby Atmos」もサポート。

ディズニーとの協業も見どころのひとつです。スクリーンの外側、つまり視界全体を作品の世界観に合わせて演出する新方式「VR Enhanced Cinema」が用意され、発売時には対応アプリ「Disney Immersive Cinema by ILM」を通じて『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』といった作品をこの形式で楽しめる予定です。国によってはDisney+の契約者が『アベンジャーズ』『ブラックパンサー』などを3D視聴できる仕組みも用意されます。自室がそのまま個人用シアターに変わる、という体験の作り込みが強く意識されています。

動画配信・スポーツ観戦への対応

見慣れたアプリもそのまま使えます。Amazon Prime Video、YouTubeに加え、日本ではU-NEXTにも対応予定で、ウォッチリストやお気に入り登録も引き継がれます。米国では今年後半から、Meta Quest上で数百本の映画がレンタル・購入できるようになる見込みで、Meta VR Glasses(Meta VRグラス)が発売される頃には、対応作品は世界で数千本規模に膨らむとされています。

スポーツ観戦向けの機能も充実しており、NBA・MLB・ESPNの既存アプリに加えて、コート最前列の視点や8K画質、周囲180度を見渡せる新機能「Immersive Sports」を用意。まずはカレッジフットボールから対応が始まり、2027年中に他競技へも広げていく計画です。発売後はMLB、NBC Sports、TNT Sports、UFCといった団体と組み、年間100を超えるイベントのライブ中継を見られるようにする方針です(日本国内での提供有無は今のところ不明)。

場所を選ばないワークスペース ― 生産性機能

Meta VR Glasses

エンタメだけでなく、仕事用途も強く意識されています。目の前の空間を丸ごとパーソナルオフィスにできる、無限に広がるバーチャルワークスペースを搭載。複数画面を自由に配置でき、外出先でも自宅と同じような作業環境を再現できます。

場所を選ばないワークスペース ― PC・スマホ・ゲーム機の外部ディスプレイとしても活用可能

もう一つの軸が仕事用途です。Windows PC、Mac、スマホ、タブレット、ゲーム機とつなげば、そのまま外部モニターとして使えます。物理キーボードがなくても、目の前のテーブル上にバーチャルなキーボードやトラックパッドを映し出して入力可能。PCとは無線接続とUSB-C接続のどちらにも対応し、パススルーで映った実際の部屋の空間に、いくつものウィンドウを自由な位置に浮かべて作業できます。どこにいても、その場が即席のオフィスに変わるという発想です。

コントローラー不要のゲーム体験

Meta VR Glasses

発売時点で、手の動きだけで操作できるVRゲームを75本以上収録予定。さらにXbox Cloud Gamingを使えば数百本のタイトルをストリーミングでき、手持ちのゲーム機やコンソールを接続して超大型スクリーンでプレイすることも可能です。

操作方法:ハンドジェスチャー中心、コントローラーは任意

基本の操作は手の動きだけで完結する設計です。専用の「Meta Quest Touch Plusコントローラー」も用意されますが、こちらはあくまでオプション。声で「Meta AI」に話しかけて指示を出すことも、視線の動きだけでメニューやボタンを選ぶことも可能で、手・声・目という3系統の入力手段を場面ごとに使い分けられるのが特徴です。

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プラットフォーム:Meta QuestとおなじMeta Horizon OS

Meta VR Glasses(Meta VRグラス)は、Meta Questと共通のOS「Meta Horizon OS」で動作し、開発ツール(SDK)も共通です。そのため1つのアプリでMeta QuestとMeta VR Glassesの両方に対応させることも、別々にビルドすることも可能とされています。開発者向けには、コンピューター上で動作確認できる「Meta XR Simulator」「Spatial Simulator」や、AIエージェントを使ってプロジェクトの構築・最適化を支援する「Meta VR CLI」「Muse Code」なども用意されており、実機がなくても開発に着手できる体制が整えられています。

MR(複合現実)機能の詳細

Meta VR Glasses(Meta VRグラス)のパススルーは、視界の外周まで開けた「open-periphery」設計を採用し、オートフォーカスと深度センシングに対応。Meta Questのパススルー(カラー・深度センシング対応)よりも一段進んだ仕様として案内されています。以下は公式が示すMeta QuestとMeta VR Glassesの比較です。

 

MR・AI機能 ― Museにも対応

AIエージェント「Muse」への対応も、この製品を語るうえで欠かせないポイントです。装着中も周囲の実景がきちんと見える仕様のため、現実空間に重なる形でAIのサポートを受けながら過ごせます。公式のプレス向け発表では「Meta AIへの音声指示に対応」という書き方にとどまっていますが、先行して実機を試したユーザーからはMuse対応を報告する投稿が相次いでおり、AI連携が今回のモデルの目玉になりそうな気配です。

Meta VR Glasses (Meta VRグラス)ディスプレイとプロセッサー

ディスプレイは5K相当のマイクロOLEDパネル(5K Infinite Display)で、視野角1度あたり37ピクセル(37PPD)の解像感を実現。文字の視認性も高く、読み物や作業用途にも向いた仕様です。レンズはこのデバイス専用に設計された小型のパンケーキレンズを採用しています。プロセッサーについては、公式ブログではQualcommが今年6月に発表した新型チップ「Snapdragon Reality Elite」が搭載。バッテリーは高解像度メディアの連続再生で最大3時間、45Wの急速充電に対応します。

開発者向け情報

Meta VR Glasses(Meta VRグラス)向けアプリは、Unity、Unreal Engine、Android、Immersive Web SDKのいずれでも開発可能です。操作設計は「目でねらい、手で選ぶ」ことを基本とし、ターゲティングや選択、スクロール、掴む動作などを標準搭載する「Meta XR Interaction SDK」が用意されています。

すでにMeta Quest向けアプリを持つ開発者向けには、目・手対応を追加するための「Device Readiness Check」や、AIエージェントを使ってプロジェクトの構築・最適化を支援する「Meta VR CLI」「Muse Code」も提供され、実機がなくてもコンピューター上のシミュレーター(Meta XR Simulator / Spatial Simulator)で開発・検証を進められる体制が整えられています。

UnityがMeta VR Glasses(Meta VRグラス)をサポートを発表 ― 既存の Meta Questタイトルの展開も可能に

Meta VR Glassesは、Unityからも発売前から開発・テストできる環境が提供されます。Unityは2026年9月25日、Meta VR Glassesへのエンジンサポートを即日開始したと発表。2027年春の一般発売に先立ち、開発者は数か月にわたって対応コンテンツを制作・検証できます。

既存のQuestアプリはMeta VR Glasses上で動作し、OpenXRで構築したタイトルも従来のワークフローを活用して展開可能。アイトラッキングやハンドトラッキング、GPUコストを抑えるレンダリングモード、空間オーディオなど、Meta VR Glasses向けの機能にも対応します。

また、実機がなくてもUnityエディター上でMeta VR Glassesのインタラクションをプレビューできるため、発売前から対応コンテンツの開発・テストを進められます。

Unityによれば、『Cardmada』『Dragon Grove』『逆転裁判5 VR』『Dice Throne Digital』『牧場物語 Your ワンダフルライフ』『Supernatural』『Two Point Hospital – Mixed Reality Edition』などのローンチタイトルを手がけるスタジオが、すでにMeta VR Glasses向けの開発を進めています。

開発にはUnity 6.6以降と、Unity Asset Storeで提供される「Meta XR All-in-One SDK v207」が利用できます。

https://unity3d.jp/news/build-for-meta-vr-glasses-with-unity/

Meta VR Glasses (Meta VRグラス)先行体験ユーザーの声

実機に触れたユーザーからは、次のような感想がSNS上で報告されています。

  • 軽さについて:装着感が軽く、長時間でも負担が少ないという声
  • 映像体験について:立体的な映像視聴や、シネマ・PC・ゲーム機との連携がスムーズという声
  • 現実世界の視認性について:MR表示をしながらも現実の景色がしっかり見えるという声
  • 操作性について:視線・手・音声など複数の操作方法に対応しているという声

    Meta VR Glasses (Meta VRグラス)の発売日と価格

    Meta VR Glasses
    2027年春発売予定
    価格は1299ドル(おおよそ21万円)

      まとめ

      Meta VR Glasses

      Meta VR Glasses(Meta VRグラス)は、約100gという軽さと、Snapdragon Reality Elite・5K OLED・IMAX Enhanced認証・Muse対応といった中身の濃さを両立させた、Metaにとって初のグラス型VR製品です。価格は1299.99ドル、発売は2027年春を予定しており、日本もその対象地域に含まれています。映画・スポーツ・ゲームといったエンタメから、外部ディスプレイとしての仕事利用まで幅広くカバーしており、AR・MR領域やApple Vision Proに関心のあるユーザーを中心に注目度が高まりそうです。

      Meta VR Glasses:https://www.meta.com/jp/vr-glasses/

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      OnePlanet の Apple Vision Pro 開発・イベント運用実績

      本メディア「ARマーケティングラボ(https://ar-marketing.jp/)」を運営する株式会社OnePlanetでは、2023 年から Apple Vision Pro の研究開発にも継続して取り組んできました。
      さらに、コンピュータグラフィックス(CG)と映像制作に特化した日本の専門メディア「CGWORLD」にて Apple Vision Pro に関する技術記事を寄稿 するほか、100 本以上のApple Vision Pro の技術記事を公開しているARに特化したスタートアップとしてARグラスを活用したアプリケーション開発について豊富な実績を有しています。その実績の一部を紹介します。

      哀れなるものたち

      第96回アカデミー賞で4部門を受賞した映画『哀れなるものたち』の世界を体験できるコンテンツを、ウォルト・ディズニー・ジャパン様とともに、日本初となるApple Vision Proを使用したイベントとして渋谷PARCOで手がけたアプリを株式会社OnePlanetが開発。他では体験できない感動レベルの空間体験が話題を集めました。

      紹介ページ

      四日市市×OnePlanet、大阪・関西万博で“工場夜景AR”を披露

      2025年に開催された大阪・関西万博 関西パビリオン 三重県ブース内で、四日市コンビナートの“工場夜景”を視界いっぱいに広げる空間演出の中で、伝統のからくり人形「大入道」と市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」がARで共演する、大阪・関西万博でしか体験できない特別コンテンツを株式会社OnePlanetが開発して万博にて展示しました。

      大阪·関西万博 四日市市の工場夜景AR の制作背景の説明ページ

      Vision Brew Journey

      アサヒビール様とニューウェルブランズ・ジャパン合同会社 コールマン事業部様と株式会社OnePlanetが共同で開発したApple Vision Pro専用アプリ「Vision Brew Journey」 このアプリは、“ひとり家飲み”に新たな価値を提案します。AR・VR・空間オーディオ技術を活用して、自宅で「ひとり家飲みエンタメ」を実現。また、新機能として、インタラクティブ要素の強化や“薪割り”やビールサーバーの体験機能も追加。

      Vision Brew Journey の制作背景の説明ページ

      ユーザー追従型空間ウェブブラウザ Sphira Track

      「Sphira Track」アプリは、Apple Vision Pro向けに株式会社サービシンク様が開発し、株式会社OnePlanetが開発協力を行いました。
      このアプリは、ブラウザウィンドウがユーザーの動きを追従し、常に一定の距離と角度を保ちながらユーザーの移動を邪魔することなく移動することができます。さらに、「管理ウィンドウ」機能を搭載しており、手元に一時的にブラウザを収納し、空間での作業効率を向上させます。
      本アプリのコンセプトは、従来の固定されたPC型ブラウザではなく、ユーザーと一緒に動くスマートフォンのようなブラウザを作り上げることです。

      Sphira Track の制作背景の説明ページ

      アイテム認識マニュアル

      「アイテム認識マニュアル」アプリは、Apple Vision Pro向けに株式会社サービシンク様が開発し、株式会社OnePlanetが開発協力を行いました。

      このアプリは、現実世界の特定のアイテムをカメラが認識すると、取扱説明書などの関連情報をWebコンテンツとして空間上に表示できる仕組みを備えています。事前にスキャンし機械学習させた物体を認識することで、紐付けられたWebサイトがAR空間に即座に立ち上がり、必要な情報をその場で参照できます。Webベースのため、マニュアルなどの内容は常に最新の状態に更新できるのも特徴です。

      例えば、住宅に備え付けられた給湯器やエアコンのリモコンを見ただけで、その操作方法が目の前に表示されるような、直感的でストレスのない体験を想定しています。紙のマニュアルを探す手間をなくし、暮らしの中で必要な情報を必要な瞬間に届けることで、よりスマートで豊かな生活を実現します。

      その他の事例についてはこちらを御覧ください。企画から開発までAR関連サービスをワンストップで提供していますので、ご興味がございましたらお気軽に相談ください。

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